(醤油 106~120)○ 「金ちゃんヌードル」(徳島製粉)プラスチックの容器が目印の金ちゃんヌードル。その醤油味バージョンの登場です。 「金ちゃん」という可愛いネーミングに心奪われそうな感じもしますが、カップ麺は味が勝負。惑わされることなくお湯を入れました。 3分後に蓋を開けると彩り豊かな光景とスナック麺特有のとても香ばしい香りが漂ってきました。食欲をそそりますね。 早速、スープを一口いただきます。チキンとポークエキスがベースとなっているスープは結構薄味なのですが、素直に美味しいなと思えます。 具はエビ、タマゴ、豚肉、シイタケ、長ネギの5種類。豚肉やエビが美味しいのはもちろんのことなのですが、シイタケが何とも良い味わいです。 麺はスナック麺タイプ。麺自体にしっかりと味が付いておりなかなか飽きのこない味わい。スープと一緒にいただくとさらに美味しいです。 カップ麺の原点を思い起こさせてくれるような一品。夜食やおやつといった気軽に食べたい時にうってつけだと思います。 ○ 「激めん ワンタンメン BLACK」(マルちゃん) ワンタン麺のカップ麺としてお馴染みの激めん。その激めんからニューバージョンとして登場したのがBLACKです。 今までは「激」めんと言いつつも少し大人しめの味でしたからね。黒胡椒が入ったということで「激」に近づいたのではと思います。 お湯を入れて3分、かやく調理品を乗せると完成。胡椒の香りがプンプンと漂ってきました。何処まで辛いのかとても楽しみです。 まずはスープを一口いただきます。香り同様にピリッと胡椒が効いたスープはまさに「激」という文字がピッタリ。とても良い感じになっていますよ。 具はワンタン、メンマ、なると、長ネギの4種類。ウリのワンタンにも胡椒が染みこんでいてインパクトのある出来になっています。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。麺自体は以前と変わりないのですが、スープに混ざった胡椒がよく絡んで大人の味に変貌しています。 胡椒の辛さがとても心地よく癖になりそうな一品。名実ともに「激めん」となったこれからが楽しみといったところです。 ○ 「復刻版 めん吉ラーメン どんぶりくん しょうゆ」(明星) いやぁ~懐かしい!そんな感想しか出てきませんでした。めん吉ラーメンのどんぶりくん、復刻版が出なければその存在を忘れるところでした。 昭和52年に発売されたカップ麺なのですが、当時としては画期的なノンフライ麺。その麺を採用したカップ麺のパイオニアです。 そんな思い出のあるカップ麺にお湯を注いで4分、蓋を開けて液体スープを入れれば完成。懐かしい中華そばの香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。あっさりとしたスープの中にはたくさんの思い出が詰まっているといった感じ。一口飲んだら涙が出てきそうです。 具はチャーシュー、メンマ、ナルト、タマゴ、長ネギの5種類。チャーシュー、ナルト、メンマの全てがとても良い味わいです。 麺はカップ麺パイオニアのノンフライ麺。特に明星さん独特のモチモチとした食感がたまらないですね。ノンフライ麺に衝撃を覚えたあの頃を思い出します。 懐かしい味を思い出すとともに新鮮さも感じさせる一品。あの当時にこの味が確立されていたということにも衝撃を覚えます。 ○ 「関西味探訪 京都 背脂しょうゆラーメン」(サンヨー食品) 京都のイメージがたくさん詰まったカップの図柄に美味しそうなラーメンの画像も印象的です。 京都といえばお上品な味がイメージ的にありますが、ラーメンの世界は全く別物。こってりとしたものが主流となっていますが、このカップ麺はどうなのか。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープと特製スープを入れたら完成。液体スープとはたくさんの背脂だったのですね。とても甘い香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。ポークとチキンが合わさったスープにほどよく醤油が混ざって背脂のインパクトが強く出ていて美味しいです。 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。基本形のみの構成なのですが、チャーシューが2枚というのが嬉しく、そのチャーシューはメチャウマです。 麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルツルとした舌触りに加えてコシもまあまああります。そして、やや細めの麺がスープともよく絡んで美味しくいただけます。 美味しい背脂がたくさん入っているのがとても印象的な一品。こってりしているようなのですが、意外と最後の一滴まで飲み干せます。 ○ 「チキンラーメン ビッグ」(日清) お馴染みの元祖チキンラーメンにはノーマルサイズしかありませんでしたが、お待ちかねのビッグが登場しました。 インスタントラーメンのパイオニアは何時の世でもエース級の味わい。今回はたっぷり太ネギ&やわらかチキンが入っています。 お湯を入れて3分、蓋を開けるといつものとても良い香りが漂ってくるとともに赤、黄、緑といった鮮やかな光景が目に入ってきました。 早速、スープを一口いただきます。お馴染みのスープはやっぱり美味しいですね。国産チキン100パーセントのスープはいつでも最強です。 具は鶏肉、タマゴ、赤ピーマン、タマネギ、長ネギの5種類。力を入れている鶏肉と長ネギはまずまずの美味しさ。特に太い長ネギが良い感じとなっています。 麺はスナック麺タイプ。チキンラーメンの麺はこの麺以外はあり得ないといった感じです。他の麺でこのスープは絶対に合わないと思います。 直ぐ美味しい、凄く美味しいはビッグになってもそのままな一品。100年経っても200年経っても残って欲しいカップ麺です。 ○ 「昭和の鶏ガラ中華そば」(エースコック) チキンの旨味と魚介の風味が香るすっきり味の正統派しょうゆスープがおいしさの原点。そんなことが蓋に書いてありました。 昭和の中華そば。イメージ的にまさにそんな感じのスープがめちゃくちゃ美味しかったです。このカップ麺でその味が表現出来ているのか。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜ、スパイスをかけて海苔を乗せれば完成。懐かしい香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。余計な味が混ざっていない鶏ガラスープに醤油とスパイスが混ざった味わい。何ともいえない美味しさです。 具は焼き海苔、ナルト、メンマ、モヤシ、長ネギの5種類。風味を演出する焼き海苔とモヤシ、そして、シャキシャキ感のあるメンマが良い感じとなっています。 麺はノンフライのややちぢれ麺。中華そばらしくたまご麺っぽくなっていますね。妙な高級感を感じさせない美味しさがやけにこのスープと合っています。 シンプルな味わいと思いきや随所随所に気を遣ったと感じることができる味わいを持ち備えた一品。最後の一滴まで美味しくいただくことができました。 ○ 「評判屋の中華そば しょうゆ味」(明星) 魚介だしが決め手のしょうゆ味。そんなことが蓋に書いてある評判屋の中華そばが登場しました。 醤油ラーメンではなく中華そばというところが嬉しくなってきます。なんか、懐かしい味わいが楽しめそうな気がしますからね。 お湯を入れて4分、蓋を開けてよく麺をほぐしてスープをよくかき混ぜると完成。ポークベースに魚介が混ざったような香りが漂ってきました。 まずはスープを一口いただきます。あっさりとした味わいの中に少しスパイシーな味わいも混ざっているといった感じ。魚介の風味はそんなに感じません。 具はチャーシュー、メンマ、タマゴ、長ネギの4種類。チャーシューは噛めば噛むほど美味しく、タマゴはフワフワとしています。 麺はノンフライのややちぢれ麺。コシがしっかりとしていてモチモチとした食感は好感を持てます。そして、麺自体の味わいも良い感じとなっています。 あっさりとしたスープの中で美味しい麺が一段と輝いているといった一品。魚介だしが何処に行ったのか気になるところですが、これはこれで美味しいです。 ○ 「カップラーメン」(コープ) カップラーメン。この言葉が定着して数十年。かなり長い年月が経ちましたが、このネーミングをそのまんま使うとは思ってもみませんでした。 いったい、どんな感じの出来映えになっているのか。カップ麺好きとしては見逃せない存在なのでしっかりと食べさせていただきました。 お湯を入れて3分、蓋を開けて麺とスープをよくかき混ぜたのですが、そんなにインパクトのある香りはしてきませんでした。 早速、スープを一口いただきます。あっさりとしたスープに良い感じで醤油が混ざっているといった感じ。結構、癖になるかもしれません。 具は肉、メンマ、タマゴ、長ネギの4種類。それぞれが1センチ四方に収まる細かい具なのですが、食べてみると結構味わい深いものがあります。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。やや細めなのですが、コシの方もまあまあ残っており結構美味しいといった感じ。細いという点ではスープとはよく絡みますね。 ネーミングでなめていたら確実に足下をすくわれる一品。とても味わいが良く、最後の一滴まで美味しくいただけるという玄人好みのカップ麺でした。 ○ 「尾道でみつけた 大粒背脂いりこだし 醤油ラーメン」(エースコック) 尾道といえば北海道に住んでいるものにとって異国的な場所です。その場所のラーメンがカップ麺として登場です。 大粒背脂といりこだしがウリの醤油ラーメン。背脂といえばコッテリとしたスープが思い出されるのですが、このカップ麺ははたしてどうなのか。 お湯を入れて4分、2種類の液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。いりこ出汁の香りと背脂の甘い香りが混ざっているので食欲をそそりますね。 早速、スープを一口いただきます。割とあっさりとしたいりこ出汁の効いたスープと一緒に甘くてコッテリとした背脂が一緒に口の中に入ってくるのでメチャウマです。 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。特にチャーシューは噛めば味がにじみ出てくるような美味しさ。背脂と一緒にいただくとコクも楽しめます。 麺はノンフライのややちぢれ麺。幅広の麺はやや柔らかめなのですが、背脂が混ざった美味しいスープがしっかりと染みこんだような味わいです。 いりこ出汁の風味と大粒背脂の味わいが見事にカップリングした一品。背脂によってコッテリとした味わいになっているのですが、不思議と最後の一滴まで飲み干せます。 ○ 「スーパーカップ バーベキュー風 豚カルビ」(エースコック) 夏のスーパーカップということで登場したのがこのカップ麺。若者に人気のスーパーカップの夏限定としてバーベキュー豚カルビとして登場しました。 肉や野菜を焼いた風味の醤油味ということで、どのような感じのカップ麺に仕上がっているのか。とても楽しみにしてお湯を入れましたよ。 3分後に蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜると完成。少し焦げた香りをした醤油の香りが漂ってきました。このくらいの焦げの香りだと食欲をそそるものです。 まずはスープを一口いただきます。焦げた醤油とラー油が混ざった味わい。そして、唐辛子も混ざっているのでピリッとした感じも加わりかなり美味しいですね。 具は肉、キャベツ、鷹の爪の3種類。肉の味わいはもとよりキャベツが甘い演出をして鷹の爪が辛い演出をしている。少ない中でも役割分担がしっかりとしています。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。さすがスーパーカップといった麺の量に加えてスープとよく絡む麺がとても美味しいですね。 豚カルビの味わいも良いのですが、スープの美味しさが群を抜いている一品。誰もが美味しさを感じ空腹を満たすカップ麺がまた一つ増えたといった感じです。 ○ 「どこってり 濃厚ガラ炊き醤油」(日清) 濃厚な鶏の旨味、野菜の甘みが合わさったとろ~りスープ。蓋に書いてある魅力的な一文に心が奪われそうです。 こってりに「ど」が付くくらいですから、かなりこってりした味わいなのかなと。そんなことを想像させますが、実際に食べてみないと解りませんよ。 お湯を入れて4分、蓋を開けて粉末スープを入れてよくかき混ぜ、液体スープを入れ、焼き海苔を乗せれば完成。見た目にコッテリ香りもコッテリとした感じです。 早速、スープを一口いただきます。文字通り鶏の香りが凄くしてきてトロリとした舌触りのスープはとても濃厚で味わい深く本当に美味しいです。 具はチャーシュー、メンマ、焼き海苔、長ネギの4種類。特にチャーシューはとてもジューシーでメチャウマ、そして、焼き海苔の風味もなかなかのものです。 麺は生麺タイプとノンフライ麺タイプの中間といった感じの麺。ややちぢれておりツルツルとした食感のある麺はトロリとしたスープとよく絡んで美味しいですね。 鶏のエキスがたくさん詰まった濃厚なスープはまさに絶品といった一品。コッテリしているのにしつこくないスープは最後の一滴まで美味しくいただくことができました。 ○ 「濃節 東京中華そば 醤油味」(寿がきや) 鰹節と煮干をガツンと効かせた味わい深いスープ。蓋にそんなことが書いてありますが、ガツンですよ。ガツン。 基本的に和風をイメージするのですが、中途半端な味わい深さではないようですね。かなり楽しみにしてお湯を入れました。 4分後に蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜます。そして、後入れかやく入りスープを入れれば完成。鰹節のとても良い香りが漂ってきました。 まずはスープを一口いただきます。書いてあるとおり鰹節と煮干がガツンと効いているスープは醤油の加減もちょうど良く結構コクがあります。 具はチャーシュー、長ネギの2種類。具を味わうというよりスープや麺のトッピングといった存在です。具が必要ないくらいスープに自信があるのでしょう。 麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルッとした舌触りでモチモチとした食感のある麺は食べていて素直に美味しいと感じます。スープともよく合いますね。 普通じゃないスープの美味しさに満足のいく一品。普通のラーメンスープに飽きた場合や新しい味を求めるのであれば是非味わってもらいたいと思います。 ○ 「ラーメンの底力 ちぢれ麺と濃厚しょうゆ」(明星) スープが絡む手もみ風ちぢれ麺と動物系と魚介系のWスープ濃厚しょうゆがそのままネーミングとなったカップ麺の登場です。 動物系と魚介系のスープが混ざったカップ麺を最近よく見かけますが、どれもこれも美味しいイメージがあるのでこのカップ麺も食べるのが楽しみです。 お湯を入れて5分、液体スープを入れてよくかき混ぜ、後乗せかやくをかければ完成。文字通り動物系と魚介系の混ざった香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。魚介系の出汁が後味として残るコクのあるスープにやや濃いめの醤油が混ざったという感じでなかなかいけますね。 具はチャーシュー、メンマ、チンゲンサイ、長ネギの4種類。チャーシューの美味しさに加えて後乗せかやくとして入れた長ネギは風味があって良い感じとなっています。 麺はノンフライのちぢれ麺。少し幅広の麺はとてもコシが強くて食べごたえがあり、麺自体もしっかりと味わいがあってとても美味しいです。 食べごたえのある麺と深い味わいのスープがとても印象的な一品。かなりの完成度の高さに誰もがうなずくカップ麺の一つかもしれません。 ○ 「旅麺 旭川 醤油ラーメン」(サンヨー食品) 北海道ラーメンで有名なのは札幌の味噌ラーメン、函館の塩ラーメン、そして旭川の醤油ラーメンです。 今回登場したのは旭川の醤油ラーメン。旅をしなくてもいただけるカップ麺として登場したその味ははたしてどんな感じなのでしょうか。 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れれば完成。魚介だしと醤油とラードの混ざったとても食欲をそそる香りが漂ってきました。 まずはスープを一口いただきます。魚介だしの風味が詰まったスープに濃いめの醤油がとても良い感じで合わさっているといった感じがします。 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。特にチャーシューはトロッとした食感があってとても美味しくいただけます。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。やや柔らかめの麺なのですがスープが染みこんでいるような感じがするほどよく絡むので美味しいです。 魚介系の出汁が効いている醤油味のスープがとても印象的な一品。旅をしなくてもそんな気分させてくれる。まさにそんな一杯です。 ○ 「野菜盛り ねぎ醤油ラーメン」(ヤマダイ) 体調管理と食生活は切っても切れない関係であり、その食生活をしていくうえで欠かせないのは野菜となっています。 そんな中、野菜盛りという嬉しいカップ麺が登場です。大好きなカップ麺を食べながら健全な食生活もフォロー出来ると思うと嬉しくてたまりませんね。 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜると完成。鶏ガラとネギの甘い香りが混ざったとても良い香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。ピリッと辛いスープは鶏の出汁がとても効いていて醤油のバランスもとても良く素直に美味しいなと感じます。 具は赤ピーマン、長ネギの2種類。何と言っても長ネギがメチャウマですね。大きくて分厚い長ネギは噛めば噛むほど甘さを感じることが出来ます。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。柔らかめの麺なのですが、スープがよく絡んでおりとても味わい深いものになっています。 野菜盛りというだけあってたっぷりと入っているネギがとても魅力的な一品。本格的なスープと長ネギのコラボをたっぷりと楽しむことができます。 |